東日本大震災から2年が経ちました
当店の募金箱も大分古びています
震災の翌日、3月12日から置いてあります
とりあえず空き缶に紙を張っただけの粗末なものです
まだ震災の名前も付いていなく大地震とだけ書きました
それでも沢山のお客様から多大なご寄付を頂きました
これまで3回計算して被災地に寄付させていただいています
皆様有難うございます!
1回目、2回目は日赤に送りましたが3回目は古くからの友人織田哲郎さんに託しました
彼は震災直後から何度となく被災地に入りそれこそ手弁当で救援活動をして来ました
それもマスコミが沢山行くような所ではなく奥のほうの小さな村落、学校などに行ってきました
まだまだ文房具などが行き渡っていないということでささやかでもお役に立てて頂きたいとお願いしました
現在はこのようにまだまだご寄付を頂いています
ポケットの中の小銭をじゃらんと入れてくださる方、鯛焼きのお釣りをお子さんに渡して入れるように言ってくださるお母さん、また当店でシングルCD、ミニアルバムは100円で売っているのですがその売り上げはこの箱に入れて頂いてます
そうお話しするとそんな事ならと余計に入れてくださるお客様もいらっしゃいます
有り難いことです!
あの日から日本人は少し変わったと思うのは私だけでしょうか?
日本人のDNAには他を思いやる心、見返りを求めない慈悲の心があるのだと思います
それがこの震災を経験することで呼び覚まされたと思うのです
もちろん被災された大勢の方たちが一番大変な思いをされていますが
遠く離れた東京にいる人々にその思いを気付かされたという一面もあるのだと思います
帰宅困難者が大勢出ましたが怒ったり怒鳴ったりする人もなく見知らぬ人同士が助け合い道行く人に暖かい飲み物を振舞ったりするお店も沢山ありました
この気持ちを忘れずに今後の人生を歩んで行きたいと思っています