2014年6月22日日曜日

女性蔑視発言に思う


先日都議会での女性に対しての心無いと言うか飛ばした人の人格を疑うようなひどい野次が問題になっています。

野次を飛ばしたバカな都議会議員を特定してもこう言う問題の解決にはならないと思います。

その議員本人はもとよりそれを庇って隠ぺいしている周りの議員たちも同罪ですね!

ただもしこれが解った時にそれを攻撃の材料にしようと思っている他党の議員たち、マスコミたちにも問題があるでしょう。

質問の内容そっちのけでいわゆるお祭り状態になるのは目に見えています。

議会と言うのは国会、地方どちらも国民のためになる審議、立法をするための組織だと言う事を今一度議員の方たちに考えて頂きたいのです。

その話はさておき女性に対しての差別意識はまだまだなくなっていないのですね!

今回質問に立った議員の過去などを暴いている書き込みなどを見ていると情けなくなりますね!

どうか議員さんそんな薄汚い妨害に負けずにこの問題(不妊治療など)のエキスパートになって周りをギャフンと言わせて下さい!

野次られたからと言って泣いたら負けですよ!

昔、今から半世紀近く前ですが私が社会人になった頃は女性差別なんて物じゃあなくそれはそれはひどい物でした。

周りに私と同じ職種の女性がひとりもいない、要するに私が第1号だったこともあり打ち合わせに行っても「貴女で良いんですか?誰か男の人はいないんですか?」と面と向かって言われることなど日常茶飯事でした。

出社すると先輩女子社員(事務職)からいびられ大事な伝言などを伝えて貰えないなど色々ありました。
その時私は何を言われても顔ではニコニコ笑っていましたが心の中では「ちくしょう!今に見ていろ!きっと見返してやる!」と思って人の2倍3倍の仕事をしました。

その内に誰も何も言わなくなりました!勝ったのです!

またこれは笑い話ですが25才のころ大阪に出張に行きました。

ある大手の電機メーカーに商品サンプルを持って行きプレゼンすると言う仕事でした。

大きなスーツケース一杯にサンプルを詰めて持って行き無事にプレゼンを終えた帰り道。

空のスーツケースを持って新大阪駅を歩いていたら突然両側から警官に挟まれ構内の交番に連行されたのです!

「な・何ですか?」「あんた家出したでしょう?」「え!?仕事で出張ですが」「そんなこと言ってもあかんよ!届けが出てるから」

スーツケースは空っぽだしいくら説明しても信じて貰えません、女にそんな仕事がある訳ないと言うのです。
おまけに未成年に見えたらしい!

東京の会社に電話して専務に説明してもらってやっと解放されました。

「若く見えたんだからええじゃないの、ね!」と言われましたがおかげで新幹線乗り遅れました(笑)

女性がひとりで大阪出張なんてなかった時代です。

現在はそれから見たら社会情勢、女性の働く環境もずいぶん良くなっているように私には思えますがもう一息、働く女性の皆さん頑張って下さい!



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